てんかんが起こる誘因を紹介

てんかんは、発作を繰り返す脳の病気で、症状はさまざまです。てんかん発作は、けいれんを起こす「間代発作」、手足を突っ張る「強直発作」、短期間の意識消失が起こる「欠神発作」、全身が一瞬ピクッとする「ミオクロニー発作」、いろいろな症状があらわれる「複雑部分発作」などさまざまですが、一人ずつに固有の症状が繰り返し起こります。てんかんには、検査をしても異常が見つからず原因不明の「特発性てんかん」と、低酸素や脳炎、脳梗塞などで脳に障害を受けた場合に起こる「症候性てんかん」があります。
てんかん発作の誘因には、てんかん発作を持つ人にのみ作用する「特異性発作誘発因子」と場合によっては発作が起こりやすくなる「非特異性の発作誘因」があります。特異性発作誘発因子には、光のチカチカした感覚、不意の大きな物音、身体接触など感覚性のものや、まぶたの開閉など運動性のもの、過度の緊張・特定の食事など精神活動性のものあります。非特異性の発作誘因には、過労、睡眠不足、体温上昇、ストレス、抗てんかん薬の急激な変更や中断、飲酒などがあります。
テグレトールは、てんかんの精神運動発作、けいれん発作、強直発作に効果があります。成人は1回1~2錠(主成分として100~200mg)を1日2回、または1回2~4錠(200~400mg)を1日1回から飲み始め、症状により通常1日6錠(600mg)まで徐々に増量します。最高は1日12錠(1,200mg)までです。また、小児は年齢・症状により1日1~6錠(主成分として100~600mg)を何回かに分けて服用します。
テグレトールは、人によって半減期に幅がありますが、一般的な半減期は20~30時間で12時間以上効果が持続します。テグレトール服用の際には、半減期を知って、飲み忘れに注意しましょう。

■テグレトールのほかにラミクタールという薬もあります
ラミクタールは双極性障害にも効果あり